六つ目籠作り
足柄ふれあいの村で籠作り体験を行いました。写真は池〇さんの籠作り体験の指導です。ネットワークの活動にも時々参加されました。
(1)六つ目編み開始
中心の位置を決めてから編む。
(2)編み
中心を起点に一方向に編み進める。中心部分を膝で押さえる。事前に籠の大きさで決まる底の数を決めておく。
(3)体を回して隣に移ります。
規定の数を編んだら、ヒゴは動かさず、体を回して隣に移り、同様に編む。
(4)縦ヒゴの持ち上げ
竹ひごを入れ替えてから縦ヒゴを持ち上げる。
(5)横ヒゴを入れる
横ヒゴを入れる。この後、隣の縦ヒゴを入れ替える。詳細はページの最後を参照。
(6)寸法チェック
底が組み終わったら対辺と対角の寸法を測る。これが狂っていると、籠がえびつになる。
(7)寸法が違っていたら
ナタなどでヒゴをたたいて、寸法を修正する。
(8)力竹
力竹を入れる。
(9)縁まわりに使う竹
縁まわりに使う竹は、とがらせるため、端の巾を狭く削り、また、すべり止めのために皮を少し削る。
(10)曲げ癖を付ける
縁まわりに使う竹は、曲げ癖を付ける。
(11)側面を編む
籠を押して抑えるように抱える。
(12)立ち上げの角
立ち上がる端の角は5角形になる。
(13)側面が完成
一つおきに折り曲げる。
(14)胴回り
最初は内側から。
(15)胴回り
針金で巻き、止める。
(16)胴回り
外側の竹を固定。
(17)胴回り
内側と外側の間に、挟む竹を差し込む。
(18)胴回り
3本の竹を針金でまとめて縛る。
(19)胴回り
胴回りを強く、締めていく。
(20)胴回り
最後の長さをハサミでカット調整。
(21)胴回り
先端の皮の表面を少し削り、肉厚を少し薄くする。
(22)胴回り
先端を差し込む。
(23)胴回り
差し込んだ後。
(24)胴回り
完成。
(25)胴回り
上から見た胴回り。
(26)胴回り(写真をクリック)
内側と外側の竹の両先端は事前に加工しておく。
(27)胴回り(写真をクリック)
間に入れる竹は最後に長さ調整が必要。
(28)胴回り
外側、中間、内側の配置。
(29)編み方1(写真をクリック)
上の方向に編み上げていく。
(30)編み方2(写真をクリック)
続き。
(31)編み方3(写真をクリック)
続き。
(32)編み方4(写真をクリック)
側面の立ち上げ。
(33)竹ヒゴで編んだサッカーボール
PPテープで編むのは容易だが、竹ヒゴで編むのは結構難しい。
(34)果物、お菓子盛り籠
池〇さんの作品、とにかく、しっかりして丈夫。
(35)巾決めカンナ
自作であるが、参考まで。カンナの刃を使用した。大変よく切れる。
(36)厚さ決めカンナ
巾決めと同様に自作。カンナの裏金を使用しているので、失敗が少ない。