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ーーー 梅干しと干し柿作りのページです ーーー

1 梅干し作り

昔ながらの梅干しを作りました。
毎年、足柄の梅農家で、梅の実をもぎ、梅干しや梅酒を作っています。梅は南高梅と小田原曽我梅林の名産である十郎梅です。十郎梅は南高梅より少し小ぶりですが、皮が薄く、果肉が厚く、梅干しの味を楽しむ人は、こちらを買い求めるそうです。梅干しが一番美味しく仕上がるのは、実が木から落ちる頃と聞きました。

    …… ちょっと一言 ……

昔ながらの製法で作る梅干しは、塩分濃度が高いと敬遠されますが、減塩された調味梅干より、はるかに殺菌効果が強く、多くのクエン酸が含まれています。むやみに多く食べなければ、体にはメリットの方が大きいと思います。


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梅干し

おいしい梅干し

以前は、梅干しにシソを入れて作っていましたが、現在はシソ無しです。
梅干しの作り方はHPで多数紹介されていますが、ここでは、毎年、私が漬けている方法を紹介します。塩の量は梅の実の重さの20%です。一年を超えてもおいしくいただいています。

梅干し

(1)主に使用する用具類

漬物用ポリ袋、上皿秤、塩(自然塩でミネラル分が多く含まれるもの)、ホワイトリカー(35度)=実の消毒用、消毒用アルコールスプレー(エチルアルコール以外に添加物が含まれていないもの)=梅の実以外の手、漬物用ポリ袋、樽の内部、重石、天日干し用籠などの消毒用。(ホワイトリカーの消毒でも良いと思うが、使用した事がない。)

梅干し

(2)梅の色

木から梅の実を採取する時は、サイズが揃っていて大きいもの、少し黄色く熟し始めた色のもの、そして、できるだけ同じ育ち具合のものを選ぶ。写真は採取から3日目で右下が採取時。

梅干し

(3)へたを取る

竹串か爪楊枝で取るが、実を傷つけないように注意する。竹製の爪楊枝の先端は丈夫。

梅干し

(4)洗いとへた取り

水道水を小さくし流し、実を洗いながらへたを取る。写真は説明のために左手に爪楊枝

梅干し

(5)拭き取り

洗った後は布巾で水気を取る。

梅干し

(6)ホワイトリッカー液に漬ける

ホワイトリッカーの液に、実全体をくぐらせる。へたの中まで液を入れる。

梅干し

(7)へたに塩を付ける

へたの中まで塩を押し込む。

梅干し

(8)袋に入れる

十分に余裕のある大きさの袋に、実と全塩量の1/3位の塩を入れる。

梅干し

(9)混ぜる

上下左右に動かし、塩と実を十分に混ぜ合わせる。

梅干し

(10)混ぜた状態

十分に混ぜると塩が実に付着する。ホワイトリカーに実をくぐらせると塩が良く付着する。

梅干し

(11)樽の準備

樽の底に塩を少し撒く。写真ではポリ袋を樽に敷いているが、無くともOK。ポリ袋から液が漏れても支障ないように、樽の内側とポリ袋はスプレー消毒する。

梅干し

(12)樽に実を入れる

樽の中の外側から順番に実を並べる。順次積み重ねが完了したら、コップに残った塩と、ホワイトリカーをふりかける。最後に残りの塩全量を撒く。

梅干し

(13)落とし蓋を入れる

樽と落としフタのすき間が少なくなるように、平らな皿などを用意する。皿の場合は、木など,皿を保護する板を上に置く。皿、板、重石、袋の内側の全てを消毒スプレーで消毒する。

梅干し

(14)重石を入れる

最初に入れる重石の重量は、実の重量の2倍とし、3日程後に、液が上がったら1倍に減らす。漬物用ポリ袋は、袋の底のシールが悪いと液が漏れることがある。このため、袋として使わず袋を2枚合わせのシートとして、落としフタと重石を包み込む。重石は渓流釣りに行った時に河原で拾ってきたもの。

梅干し

(15)落としフタと重石

落としフタと重石をポリシート(漬物用ポリ袋)で包み、紐で縛りシールする。

梅干し

(16)完成姿

樽の内側に袋を使用した場合、重石と同じ方法で紐でシールする。最後にホコリ除けに袋をかぶせる。

梅干し

(17)天日干し用籠

自作の天日干し用籠。常時2個の籠を使い、梅の実の数量が多い時は、干す日をずらして全量干す。

梅干し

(18)天日干し

梅雨が明けて、天気が連続して快晴な時に干す。最初の日は実を数回上下に裏返す。これを怠ると、籠に実が引っ付く。晴天ならば3日程で、薄く塩を吹くので完成。これを密閉した容器に入れると表面がしっとりしてくる。10月頃が食べ頃となる。

梅干し

(19)天日干し

右が1日目夕方の状態、左が3日目。3日目になると塩を吹くが(少し干し過ぎ?)、放置すればこのページの最初の写真のように、しっとりとした状態になる。(天気が良すぎる時は、2日目に梅酢をくぐらせる時もある)

梅干し

(20)シソ漬け梅干しの天日干し

以前に漬けた、シソ漬けの天日干しの状態。

梅干し

(21)シソ漬け天日干し

鮮やかに赤く染まった。天日干し開始時の状態。


2 干し柿作り

一昨年まで東林間(相模原市)でも干し柿が作れたのが、昨年、温暖化のせいか冬季でも暖かく、干したカキが腐ってしまった。干し柿作りはもう無理?。


干し柿

(1)柿を吊るす

いつも12月始めにいただいている渋柿を、皮をむき紐で縛って吊るす。出来上がりは正月頃。鳥よけにネットを貼る。

干し柿

(2)ワラに寝かす

完成まじかにワラの中に入れて干すと。白い粉が吹いてくる。味がより良くなる。(段ボール箱にワラと干したカキを入れると、もっと効果的らしい。)ここでも鳥よけにネットをかける。

梅干し

(3)ネットに侵入したメジロ(写真をクリック)

メジロがネットのすき間から入り、出ることが出来なくなったので、捕まえて記念写真をパチリ。そしてすぐに放した。くちばしの汚れは干し柿

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